小さな村・大きな自然

上野村について

群馬県の最西南端に位置する、人口約1300人の静かな村が上野村です。
面積の96%を占める森は、木々が鬱蒼と茂り、大木も沢山残っており、
野生動物も数多く住む豊かな森です。
林業や農業、観光業が主な産業で、そこでは都会からのIターン者が多く
働いています。
現在人口約18%を占めるIターンの人々は、
上野村での生活に夢を求めて移住を決めた人たちです。
都会の豊かさと違う、山村の豊かで幸せな生活が、そこにはあります。

上野村の、ひと

素朴で純情で人情にあつい。上野村民はそんな人たちです。
畑で収穫した野菜のおすそわけ。Iターン者にも優しく「まぁ一杯」。
食事に呼ばれれば大盛りは当たり前。「めた(いっぱい)食え」なんて、
言葉使いは少し荒いけど、その分優しさがこもっている。
飾らない、気取らない、上野村民。
肩ひじ張った付き合いにつかれたら、上野村へ来てみては……?
人間って良いなと思うかもしれませんよ。

上野村の、自然

関東有数の神流川は、利根川の源流の一つ。
山奥の源流域は平成の名水百選に選ばれています。
幾筋もの沢が集まり、村の中央を悠々と流れる川。
その水を育む山々は広葉樹林の多い豊かな森となっています。
春の芽吹きは鮮やかな萌木色、夏は濃く深い緑、そして秋は紅葉。
豊かな森は一年を通じて様々な変化を見せてくれています。

上野村の、たべもの

上野村と言えば、十石みそ、猪豚、しいたけ。
作る上で欠かせない麹を麦とまぶして作られる麦みそが、上野村の「十石みそ」。今もその風味は老若男女問わず、広く親しまれています。
「猪豚」は、上質な豚肉を思わせる甘い脂が特徴で、肉もしっかりとした噛みごたえ。脂質は豚肉の約半分と大変ヘルシーで、鍋やソテーに最適!
見たら誰もが驚く、肉厚が自慢の「しいたけ」。標高700mが生む朝晩の寒暖差が、この大きくて肉厚なしいたけを育てます。
どれもこれも上野村に来たら食べてほしいものばかり。作り手の愛情がたっぷり詰まった上野村の味覚を、ぜひご賞味ください。

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